中国への出発前に確認。iPhone7導入、iOS10への更新、sierraOSでのVPN接続はL2TP接続が必須に

2016年の9月16日に日本で発売されたiPhone7。

世界中でも売れているiPhone7。

また、それに合わせてiOS10とMacOS Sierraも配信されました。
おそらく導入された方も非常に多く、導入後に中国へ観光や出張で向かいVPN接続を試される方がいらっしゃると思います。
ですが、そのVPN接続で非常に重要な改訂がなされました。
特にこれから中国でVPN接続を利用する方には是非一読いただければ幸いです。 

【iOS10,MacOS sierraではPPTP接続が削除され利用不可に】

VPN接続で使用されている接続方法の一つ、PPTP接続。
プラネットVPNでもPPTP接続は使用されていますが、このPPTP接続がios10とmacOS Sierraでは使用出来なくなってしまったのです。

【PPTP接続が出来なくなった理由はセキュリティの脆弱性】

 PPTP接続は手軽で、速度も比較的高速に利用出来るプロトコルとなりますが、それ故にセキュリティが弱くVPN接続という暗号化された接続状態にも関わらず接続内容が解読されてしまうリスクが高まっているのです。
もし中国で接続を行った場合、ファイアウォールや検問機能によりVPN接続が遮断されてしまうというわけです。
そのため、Appleの提供しているOS側ではこのPPTP接続を停止したようです。 

【今後のiOS10,MacOS sierraでのVPN接続について】

今後のVPN接続に関してはAppleのホームページでも説明は記載されていますが、以下のプロトコルを使って接続するように説明されています。

・L2TP/IPSec
・IKEv2/IPSec
・Cisco IPSec
・App Store で提供されている SSL VPN クライアント

【プラネットVPNではL2TPでのVPN接続が必須】

前述の通りiOS10、macOS sierraではPPTP接続が出来ない状態での今後についてですが、プラネットVPNではL2TP接続を提供していますので、PPTP接続を今まで使用されていた方で、iOS10、macOS sierraを導入もしくはアップグレードされた方は新しくマニュアルを確認してL2TP接続への移行を行っていただければと思います。
ただし、L2TPでの接続についてはセキュリティが強固になる分、回線速度が遅くなってしまう事があるようです。 

【PPTP接続を利用しているiOS9以前のiPhone等をアップグレードは、バックアップを行った上で更新を行うのが一番】

iOS9までの端末を利用してるユーザーについては、アップグレードを行うかを迷うところかもしれませんが、元々L2TP接続を使用している方は問題無くアップグレード後も利用出来るでしょう。
ただし、OSのアップグレードについてはリスクもあるため、事前にバックアップを行い復元が行える状態である事を確認してから行うようにしましょう。 

プラネットVPNでは、iOS10,macOS sierraが対応しているL2TP接続を採用しています。
もし中国へ行かれた際にYouTubeやGmail、Dropbox等のサービスを利用される場合は、利用をご検討ください。

 

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